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通常あるはずの伝票がない
検査ID 15140 通常あるはずの伝票がない
検査内容等
[1014 未収収益]等について、本年度の伝票がありませんが、よろしいですか?
対処方法
前年度末に計上した[1014 未収収益]、[1043 前払費用]、[3051 未払費用]、[3067 前受収益]などの経過勘定科目は、当年度の決算において精算するのが一般的です。
すなわち、収入支出時には通常の収益費用の処理を行い、上記の経過勘定科目は決算において前年度末の逆仕訳で全額を戻し、当年度末は新たに必要額を計上するのが簡単です。洗替法の考え方です。
ただし、継続的なサービスの場合には、前年度と同額の場合も多いので、その場合は仕訳を省略しても差し支えありません。
操作方法
その他の参考情報
会計基準注解の(注2)の重要性の原則の適用例(2)に記載の通り重要性が乏しい場合には計上しないことができます。