[1014 未収収益]、[1043 前払費用]、[3051 未払費用]、[3067 前受収益]などの経過勘定科目は、同様の処理を行います。
非常に間違えやすい科目として[3011 事業未払金]等(以下未払金と言います)があります。
未払金は、サービス等はすでに完了していているがまだお金を払っていない状態です。それに対し、未払費用は、まだサービス等の提供の契約途中で完了してはいないれども、決算がきたので期間が経過した分をきちんと未払として費用に計上しようという会計上の考え方によるものです。
後払い年間保険料の決算までの当年度対応分と考えるとわかりやすいでしょう。
会計基準注解の(注2)の重要性の原則の適用例(2)に記載の通り重要性が乏しい場合には計上しないことができます。
Q4.4.3 旧基準の「未払金」が、新基準では「事業未払金」「未払金」「未払費用」に分かれましたが、どう使うのでしょうか?