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検査ID 42130  退職給付制度関係の仕訳について


検査内容等

職員退職における退職給付金支給時の仕訳を説明します。(法人を通さず本人に直接支給されるケース)

対処方法


【仕訳例】
@退職者に給付金を支払った通知が着いた時
イ 掛金累計額よりも退職給付金の方が多い(差益)の場合
(例)掛金累計額 480,000円、退職給付金 500,000円、退職給付引当金 450,000円 の場合
借     方 貸     方 摘   要
30160 退職給付費用 480,000 2260 退職給付引当資産 480,000
30160 退職給付費用 20,000 19901 その他の収益 20,000
4031 退職給付引当金 450,000 30160 退職給付費用 450,000
(引当金の仕訳は、資金に無関係ですから、[関連なし]で仕訳します。)
ロ 掛金累計額よりも退職給付金の方が少ない(差損)の場合
(例)掛金累計額 510,000円、退職給付金 500,000円、退職給付引当金 450,000円 の場合
借     方 貸     方 摘   要
30160 退職給付費用 510,000 2260 退職給付引当資産 510,000
39090 その他の費用 10,000 19901 その他の収益 10,000
4031 退職給付引当金 450,000 30160 退職給付費用 450,000
(引当金の仕訳は、資金に無関係ですから、[関連なし]で仕訳します。)

※[退職給付引当資産]と[退職給付引当金]は、科目の性格が異なりますから、同じ仕訳にしないで、手間でも明確に分けて仕訳することがポイントになります。

操作方法

試算表から伝票を特定し修正する

その他の参考情報