前年度末に計上した棚卸資産(在庫)は、当年度の決算において精算するのが一般的です。すなわち、前年度末の逆仕訳で全額を戻し、当年度末は新たに実地棚卸額を計上します。
「1036 商品・製品」「1037 仕掛品」「1038 原材料」の棚卸資産は、就労支援事業や授産事業においてのみ計上します。それ以外の事業で計上する必要があるときは、「1031 貯蔵品」を使用してください。
「商品・製品」「仕掛品」「原材料」の棚卸資産は、資金ではありません。従って、[支払資金残高=(流動資産−流動負債)]を計算する場合、その流動資産からは除くことになります。
会計基準注解の(注2)の重要性の原則の適用例(1)に記載の通り重要性が乏しい場合には計上しないことができます。
Q4.1.9 棚卸しについて