ホーム >
決算チェックアウト指摘・通知事項に対する処理方法 >
通常あるはずの伝票がない
検査ID 22011 通常あるはずの伝票がない
検査内容等
[○○長期貸付金]について、本年度の伝票がありませんが、よろしいですか?
対処方法
[○○長期貸付金]の内、1年基準により前年度末に計上した[1年以内回収予定○○長期貸付金]を除いた金額が残高になっていて、回収(減少)の仕訳がありません。
一般的に、長期貸付金の回収時には[1年以内回収予定○○長期貸付金]はそのままにしておいて、その元である[○○長期貸付金]の科目で回収(減少)の仕訳をします。
従って、[1年以内回収予定○○長期貸付金]の処理については期中はさわらないで、決算時においてのみ現在の残高(前年度末計上額)を全額戻し、新たに当年度分を振り替えることになります。
ただし、当年度回収予定額が前年度と同額の場合には仕訳は省略することができます。
操作方法
その他の参考情報
[1年以内回収予定○○長期貸付金]は、流動資産に表示されますが、期間が短いだけであって性格は固定資産ですから、非資金であり、支払資金残高には含まれません。
Q5.2 1年基準