社会福祉法人会計基準 Q&A (会計実践編)

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4.5.6  固定資産に関する明細書・管理台帳

 

Q4.5.6.1 会計基準では固定資産管理台帳を作る事としてありますがその様式がないと思います。
どんな様式で作成すれば良いですか?
Q4.5.6.2 固定資産管理台帳に記載してある物品のうち耐用年数の過ぎたものが1円となっています。なぜ0円ではないのですか?


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4.5.6.1  会計基準では固定資産管理台帳を作る事としてありますがその様式がないと思います。
どんな様式で作成すれば良いですか?

  ご質問のとおり、新基準では固定資産管理台帳を作成することが求められていますが、様式は示されていません。これまで作成してきた旧基準の固定資産管理台帳と同じ様式でよいと思われます。


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4.5.6.2  固定資産管理台帳に記載してある物品のうち耐用年数の過ぎたものが1円となっています。なぜ0円ではないのですか?

  ご質問の、1円は備忘価額といいます。備忘価額とは、その資産が残っていることを忘れない為の価額のことです。
0円と1円は、大きく意味合いが違うことになります。

Q4.5.6.2.1 固定資産管理台帳において、期末残高が1円のものが多数あり、理事長に不要だからすべて無くしなさいと言われました。そのようにしても問題ありませんか?


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4.5.6.2.1  固定資産管理台帳において、期末残高が1円のものが多数あり、理事長に不要だからすべて無くしなさいと言われました。そのようにしても問題ありませんか?

  問題あります。

法人が所有する資産である限りは帳簿価額が1円だとしても無くしてはいけません。固定資産の管理上この1円は重要な意味を持っているわけです。

ちなみにこの1円は備忘価額といいます。


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