共済会等の資産計上すべき退職金制度に加入していて、退職金の対象となる職員等がいる限り増減するはずです。
掛金支払時、職員退職時、職員異動時等に仕訳をするか、決算時にまとめて仕訳をするかいずれでも結構ですが、いずれにせよ仕訳が必要ですから確認してください。
退職に関する仕訳については、以下の検査IDを参照してください。
検査ID 42110 、
検査ID 42120 、
検査ID 42130 、
検査ID 42140 、
検査ID 42150
なお、福祉医療機構のみに加入している場合、掛金の支出時に「30160 退職給付費用」で処理することで仕訳は完了し、「2260 退職給付引当資産」「4031 退職給付引当金」には無関係であり残高は発生しません。
もし残高がある場合は、過去の計上誤りまたは取り崩しもれと思われますから、特別利益[29998 過年度損益修正益]で全額取り崩してください。