検査ＩＤ 30910  貸借対照表（BS）金額と固定資産管理台帳の金額が一致しない

期首残高について不一致がありますから、BS残高と固定資産管理システムの固定資産管理台帳の期首の金額を合わせます。

例として、次のようなケースが考えられます。
�@過年度において、金額を誤った。
⇒固定資産管理台帳に一致するように、帳簿価額を増加または減少させる伝票を起こします。
帳簿価額を増やす場合には［固定資産/29998　過年度損益修正益］、減らす場合には［49598　過年度損益修正損/固定資産］にし、非資金取引ですから、［関連なし］にして下さい。
�A経理区分や部門に相違がある。
⇒処理している経理区分や部門が一致していることを確認してください。不一致であれば、正しい方に訂正します。
【修正後に実施すること】
減価償却伝票を固定資産管理システムからすでに転送している場合は、減価償却伝票を削除してください。
減価償却伝票を固定資産管理システムからまだ転送していない場合や削除した場合は、減価償却伝票を転送してください。
転送が終了したら、BSと固定資産管理台帳の期末帳簿価額が一致していることを確認してください。

試算表から伝票を特定し修正する
減価償却伝票を発行する
減価償却伝票を削除する
固定資産管理システムへデータ登録する
固定資産管理システムのデータを修正する
取得の仕訳伝票を自動発行する
除売却の仕訳伝票を自動発行する
貸借対照表を印刷する
固定資産管理台帳を印刷する

固定資産管理台帳等の見方については、検査ID 31015 　をご参照ください。